こんにちは。
ネクストカラーズ株式会社(名古屋市)のライター安井です。

今回はマンションリノベーションの基本的なお話を少々。
リノベーションという単語がかなり一般的に浸透してきているのかなとはなんとなく感じているところですが、マンションをリノベーションする時に水回りの位置までは自由自在に変更できませんよんね?
なんて疑問を持たれている方が意外と多いようだったので、今回はそんな疑問を解決していきたいと思います。

基本的には水回りの位置の変更は自由

結論からお話ししますと、基本的にはリノベーションを行う際に水回りの位置の変更は自由にできます。

既存の間取りに捉われることなく、自由にライフスタイルに合った自分だけの間取りにリノベーションをして下さいね。

例外もあるので要注意

先ほど「基本的」にはとつけてお話ししましたが、基本があるので、例外もあります。

まず、基本的にの中にあるものとして、マンションにはパイプスペースと呼ばれる配管が通っている空間が必ず存在します。
これは上階の部屋から下階の部屋まで一直線に伸びているのでこのパイプスペースの位置を変更することはできませんし、何より自身の部屋の配管もこの配管に繋ぐことによって、下へと排水されていくわけです。
なので、既存の水回り位置から水回りの箇所をいどうする際に場合によっては、配管を通すため、床を配管分底上げする必要が出てくる場合がありますので、そこには段差が生じます。こちらは部屋を全面フラットでやりたいという希望がある方は要注意です。

配管は様々なパターンがある

マンションにパイプスペースは必ずあるものですが、一口に配管と言っても、すべてが同じというわけではありません。

この写真のマンションの配管は、写真にあるように、お風呂や洗面の配管は、地面を這わせてありますが、トイレの配管はパイプの少し上の部分から出ていますよね?
このマンションをリノベーションして、トイレの位置を変更しようとするとトイレは常にこの位置まで床を底上げしなければなりません。

事前の打ち合わせと要望をしっかりと担当者へ伝えましょう

リノベーションの基本としてマンションリノベーションの水回りの位置変更について紹介しましたが、参考になったでしょうか。
プロでも図面だけで判断が難しいことはざらにありますので、自身で判断せずにマンションリノベーションで水回り位置を変更する際は、担当者の方や設計される方に要望や、こうはやりたくないといった内容をしっかりと事前の打ち合わせで伝えておくと失敗もないと思います。

WRITER
安井 俊満
マーケティング

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