こんにちは。
名古屋でリノベーションしているネクストカラーズのライター安井です。

「不動産チラシ」不動産の情報を集める上で身近で手軽に。
不動産購入を検討している方は、一度はご覧になったことがあるのではないでしょうか?
各不動産会社や建設会社がそれぞれ試行錯誤して独自に新聞折込広告などを利用して、宣伝活動するわけですが、チラシを作成しているのは、不動産のプロですのでしっかりとポイントをおさえて良い情報を収集しておうち探しの役に立てましょう!

Point1.パース(完成予想図)は100%ではない

不動産チラシ、特に「新築マンション」のチラシでよく目にする「パース(完成予想図)」は、まだ建築前や工事途中の物件の完成後のイメージするのにとてもきれいでカッコよく見えますが、この見た目のカッコよさだけで判断をするのは控えましょう。
このチラシに掲載されているものはあくまで、その物件のパースですので隣の建物や前面に建っている建物は基本的に表現されていません。
もしかしたら、目の前にすでに大きなビルやマンションが建っている可能性もあります。例:「全室南向きのマンション」と謳い文句がる場合で、パースで見ると陽当たりもとてもよさそうに見えても現地は南側の建物により想像より日が当たらないなんてこともあるかもしれません。
パースはあくまで完成図の外観の参考にして現地はそれとは別で確認をしましょう。

Point2.チラシ情報の落とし穴「駅徒歩〇分」

不動産チラシには、物件の情報が多く載っていますが、読み手がチェックするものとしないものがあります。
読み手の方がチェックする項目は、所在地、広さ、価格、交通、間取りなどなど。
読み手の方があまりチェックしない項目は今回割愛しますが、チェック項目にある交通。
要は最寄り駅までの徒歩での時間を掲載しているわけですが、よくある掲載の方法として「○○駅まで徒歩〇分」こんな感じよく見るのではないでしょうか。
ここで疑問が出るのが、じゃあ徒歩1分て距離で何mなの?ということです。
ズバリ徒歩1分で80mです。これは不動産広告における規制に記されています。
分速80mで計測して表記するわけですが、あくまで地図上で物件から駅までの徒歩ルートが例えば800mであれば徒歩10分と表記されます。
ここに落とし穴があるのです。地図上の距離だけで計測しているので、その800mがひょっとしたら坂道かもしれません。上り坂なのか、下り坂なのかまでは考慮されません。例えばベビーカーを押しながら坂道を10分登るのはかなりつらいと思います。
最寄り駅までの距離が不動購入において優先順位上位に来る方は実際に物件から駅まで実際に歩いてみるのが一番の近道です。

Point3.チラシに掲載されていない類似物件も販売されている可能性アリ

多いのが、新築戸建てや新築マンションですが、同一区画や同一マンションで複数の建物や部屋を販売しているケースがあります。
1枚のチラシんの限られたスペースに販売中の間取りなどを全て掲載することは難しいので、業者側が一押ししたい物件や、比較的価格が安いものを掲載したりと戦略やスペースの関係でチラシだけで全ての物件を見ることはできません。複数販売されている場合は、物件の概要欄などに「総戸数:〇戸、販売戸数:〇戸」などと記載されているので、場所の条件はいいけど、間取りがちょっと・・・という場合は問い合わせをしてみるとよいかもしれません。

Point4.明確に引っ越したい時期が決まっている人はここを見るべし

年内には引っ越したい!3か月以内に引っ越したい!など明確に引っ越す時期が決まっている人は、チラシ掲載されいてる「引渡時期」の欄をチェックしましょう。
未完成物件の場合は、当然建物が完成してからの引き渡しになるので、「完成時期、引渡時期」をチェックして自分の希望時期に間に合うかを確認しましょう。
引渡時期に「相談」と記載されているケースがよくありますが、これは建物が完成していれば、基本的には買主側の資金の準備(住宅ローンの審査や手続きなど)が完了すれば基本的にはすぐに引き渡してくれるケースがほとんどです。

まとめ

不動産購入を検討している方にとっては、これまで何気なく見ていたチラシもいざ、買おうと決めてから見るのとでは気持ちが違いますし、意外とわからないことが多いものです。不動産購入は価格の高い買い物になりますので、多くの物件情報からよりいいものを見つけたいと思うもの。しかし、数多ある物件を全てしっかり検討するととてつもない時間がかかりますし、当然疲れてしまいます。
気になる物件のチラシを並べて、希望条件に見合うものを取捨選択していきましょう。わくわくする住まいに出会えるために、参考になれば幸いです。

WRITER
安井 俊満
マーケティング

インターネットの普及で現代は情報が誰でも簡単に膨大に見ることができるようになりました。 不動産・建築業界は専門用語も多く、なかなかわかりづらいもの。 正確且つ求められている情報を伝えることを信条に情報を発信していきます。 気になる情報や知りたい情報があればぜひお気軽にお問合せ・リクエスト下さい。

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