ロフトのある家に憧れを抱いていますか?
もし今の家にロフトがないとしても、リノベーションすることでロフトを作ることができます。ここでは、ロフトを作ることのメリット、ロフトベッドを自作リノベーションする方法、ロフト増築のリノベーションを失敗しないために注意すべき点などをまとめてご紹介していきます。

リノベーションでロフトを作ることのメリット

ロフトをうまく利用することができると、生活環境がより快適なものになっていきます。ロフトを作ることには次の5つのメリットがあります。

□収納スペースが増える
ロフトを作ることの一番のメリットが、収納スペースとして利用することができるというところです。ロフトに季節家電や冬物の衣類など通年で使わないものを収納することで生活空間をすっきりさせて広く使うことができます。

□部屋が広く見える
屋根裏をリノベーションしてロフトにすると、天井高がより高くなるため開放感がでて部屋が広く見えるようになります。また、ロフトという空間ができることで部屋に奥行きがでるので、部屋が広く感じられるようになります。

□居住空間が多くなる
ロフトを作ることで寝室や書斎といった空間をひとつ増やすことができます。居住空間がひとつ増えると、リビングなどをより広く使えるようにもなるというメリットがあります。

□洗濯物を干す空間にもなる
リノベーションしてロフトを作る際に天窓を設置して光と風を取り入れられるようにすると、洗濯物を干す空間として活用することができます。

□秘密のスペースに
ロフトは生活空間と隔離された空間になるので、自分だけの秘密のスペースとして利用することもできます。好きなコレクションを飾る場所にしたり、絵を描いたり工作したりするアトリエにしたりと趣味のスペースとしても活用するなどロフトの使用用途は多くあります。

ロフトベッドを自作リノベーション!

本格的なロフトを作るのであれば業者に頼むことがおすすめですが、ロフトベッドであれば自作することも可能です。

□ロフトベッドとは?
主に寝室として使うように作った中二階のことをロフトベッドと呼びます。縦の空間に余裕がある部屋に作ることで空間を有効活用することができます。

□ロフトベッドの作り方
まずはロフトベッドの設計図を描きます。高さ・横幅・奥行をどのくらいにするか、どんな風に組み立てていくか、どんな材料を使うかといったことを決めて、それを図面にしましょう。それぞれの部材の寸法をきちんと出しておくと、ホームセンターでカットしてもらうことができます。部材が揃ったら設計図に沿って組み立てるだけで、簡単にロフトベッドを完成させることができます。

□ロフトベッドのアイデア
ロフトベッドをイチからすべて自作するのが難しく感じる場合は2段ベッドを買って改造したり、ダイニングテーブルをロフトベッドの土台に使ったりすることで比較的簡単に作ることができます。ロフトベッドを自作する際には強度が重要になりますので、土台となる部分は太い柱を使ったり筋交いを入れたりするなどして強度を確保するようにしましょう。

ロフト増築のリノベーションで失敗しないために

リノベーションでロフトを作ったものの「昇り降りが大変」「夏場は暑い」「天井が低い」といった理由でロフトを利用することがなくなってしまうケースは少なくないようです。ロフトを部屋の有効な空間にするため、ロフトを作る前には次の3つの点を考慮しましょう。

□はしごの取り付け
ロフトをどのように利用するかによって、どんなタイプのはしごを取り付けるかも注意する必要があります。例えば、ロフトに家電や布団など大きなものや重いものを収納することを考えている場合、はしごの幅が狭かったり、角度が急だったりするとロフトに持っていくことが大変になります。なので、ロフトを作る際にはどんな目的で利用するかをまずしっかりと考えて、それからはしごの種類なども決めていくようにしましょう。

□暑さや湿気対策
特に夏場は屋根から伝わる太陽の熱と室内の熱した空気がこもるので、ロフトは暑くなりがちです。そのため、リノベーションでロフトを作る際には屋根に断熱材を新たに入れる、熱交換型の換気扇や風通しを良くする、窓の設置といった工事をすることで、暑さと湿気の対策をすることができます。

□天井の高さ
リノベーションでロフトを作るときに天井の高さをどれほど確保できるかを確認しておくことは大切です。思っているよりも天井高が低いと出入りの際に頭をぶつけたり、中に入っても窮屈に感じたりすることがあります。ロフト内である程度快適に過ごすためには最低どれくらい天井の高さが必要かを確認しておくと、「作って失敗した」ということを避けられるでしょう。

まとめ

リノベーションでロフトを作ることのメリットには収納スペースが増える、部屋が広く見える、居住空間が多くなる、さらには洗濯物を干す空間にもなるといったものがありました。ロフトベッドであれば自分で作ることもできますので、まずは設計図を描いてみてどんなロフトを作れるかアイデアを出してみるのはいかがでしょうか。実際に作ることになったら、はしごの取り付けや暑さ・湿気対策に注意してロフトを作っていきましょう。

WRITER
安井 俊満
マーケティング

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