暖炉のある家に憧れる人は少なくありません。とはいえ、暖炉を設置することにはメリットだけでなくデメリットもあります。ですから暖炉のある家にリフォームしたいと考えているなら、メリットとデメリットの両方を知っておくようにしたいものです。今回はリフォームで暖炉の設置を考えている方のために、お役立ち情報をご紹介しますので、最後まで読んで参考にして頂ければと思います!

暖炉のある家のメリットとデメリット

暖炉のある家にリフォームしたいという場合、暖炉を設置することにはメリットだけでなくデメリットもあるという点を知っておきましょう。メリットばかりを考えていると、実際にリフォームした後に「こんなはずじゃなかった」と思うようなことが多々出てくる可能性があるからです。

ではメリットとデメリットをそれぞれみていきましょう。

 

□メリット

暖炉があるだけで、家の中の雰囲気が大きく変わります。海外のドラマや映画に出てくるようなおしゃれな感じの空間になるので、お友達や親戚を呼んでホームパーティなどもやりやすくなります。

 

暖炉のある家に住むことの他のメリットとしては、寒い冬はヒーターの代わりに使用することができるということです。暖炉を焚いているだけでポカポカとしますので、真冬でも部屋の中を暖かい空間にすることができます。

 

□デメリット

暖炉を設置することのデメリットには、掃除や手入れが大変という点が挙げられます。暖炉は多くの薪を消費するので、その分、燃えカスが多く出ます。たくさんの燃えカスを放置してしまうと、薪がよく燃えなくなりますし、見た目も悪くなりますので、使用後の掃除は欠かせません。

 

また暖炉内の掃除に加えて煙突の掃除も必要となります。煙突掃除は年に1回程度で済みますが、大掛かりな掃除となるため手間がかかります。

 

他のデメリットとしては、マンションの場合は暖炉の設置が難しいという点です。一部のマンションでは暖炉の設置が可能なケースもありますが、ほとんどのマンションでは設置が認められていませんので、リフォームして暖炉を設置することを考えているなら注意が必要です。

リノベーションで今流行りのバイオエタノール暖炉を取り入れよう!

暖炉のある家にリフォームしたいと考えている方の中には、バイオエタノール暖炉についても検討中という方もいらっしゃると思います。有害物質が出ないことで人気のバイオエタノール暖炉ですが、設置する際には気を付けたい点もあります。

 

□バイオエタノール暖炉とは?

従来の暖炉は燃料として、薪や石炭、炭などを使用していましたが、バイオエタノール暖炉はトウモロコシやサトウキビといったものを資源としたバイオエタノール燃料を使うという違いがあります。

 

不完全燃焼が原因で一酸化炭素が発生してしまう従来の暖炉とは違い、バイオエタノール暖炉は有害物質が出ません。バイオエタノール燃料を燃焼させると二酸化炭素が発生しますが、この二酸化炭素はトウモロコシやサトウキビなどの植物が吸収し、成長のための糧とするもので害とはならないものです。このようなことから、バイオエタノール暖炉は、地球にやさしいエコな暖炉として注目を集めています。

 

またバイオエタノール暖炉はススなどが出ないので手入れがラクですし、煙突も要りません。見た目もおしゃれで部屋のインテリアとしても素敵です。ですから暖炉のある家にリフォームするなら、バイオエタノール暖炉を設置したいと希望する方も増えてきています。

 

 

□バイオエタノール暖炉を設置する場合に気を付けるべき点

地球にやさしく、手入れも楽なバイオエタノール暖炉ですが、設置する場合に気を付けるべき点もあります。それは定期的に換気をする必要があるということ。

 

有害物質を出すことはありませんが、バイオエタノール暖炉を焚くことで二酸化炭素を排出するため、空気を入れ替えないと部屋の中の酸素量が少なくなってしまいます。バイオエタノール暖炉を使用する際は、12時間おきに空気を入れ替えることを忘れないようにしましょう。

暖炉のある家で視覚での暖かさも手に入れよう

暖炉のある家に住むと、暖炉の炎を見ることで視覚的にも暖かさを感じることができます。例えば、広い部屋だと夏は過ごしやすいものの、冬は寒い雰囲気になってしまうものです。しかし暖炉があるだけで、暖かいと視覚的に感じられる部屋になり、くつろげる空間となります。

 

吹き抜けの部屋や開放感のある大きな部屋も同様です。寒そうに見える部屋でも暖炉を置くと、それだけでも暖かく感じられますので、なんとなく「見た目が寒そう」という部屋の場合は、暖炉のある家にリフォームしてみてはいかがでしょうか。

 

暖炉の中で燃える炎を見ることには癒し効果があります。一日の終わりに暖炉の前でくつろげば、溜まった疲れもとれることでしょう。広いリビングルームに暖炉を置くと、家族の憩いの場となるはずです。

まとめ

暖炉のある家にリフォームすることには、メリットだけでなくデメリットもあります。しかしリフォームするのがマンションではなく、広い一軒家である場合は、暖炉を置くことで部屋の雰囲気が暖かでくつろぎやすいものになることは間違いないでしょう。マンションでのリノベーションは難しいですが、暖炉のある家は暖かみのある空間となるでしょう。

 

暖炉の掃除が面倒、一酸化炭素の発生が気になるという場合は、バイオエタノール暖炉の設置を考えてみるようにおすすめします。

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WRITER
安井 俊満
マーケティング

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