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名古屋市の不動産市場動向を調査してみた件
こんにちは。
名古屋でリノベーションしているネクストカラーズのライター安井です。
昨今、名古屋市は日本5大都市の中で「最も魅力がない街」の最下位という不名誉なレッテルを貼られてしまっていますが、名古屋で住んでいるこれから住もうと思っている方も大勢いらっしゃいます。
今回は、そんな名古屋市の最新の不動産市場動向を調査してみました。
平成28年度の地価調査を見ると全国でも有数の地価上昇エリア
地価公示価とは毎年1月1日時点における標準地の正常な価格を3月に国土交通省が公表する土地の価格を把握する上での指標になるものです。
似たようなもので基準地価というものがありますが、今回は地価公示価について。
平成28年の地価公示価では前年比較での名古屋の上昇率は東京大阪を抑え全国トップ。
住宅地・商業地共に地価の上昇がみられるのが明らかです。
要因はいくつかあげられると思いますが、大きな要因は、リニアと名古屋駅周辺の再開発があげられるかと思います。
特に名古屋駅(名古屋人は「名駅(めいえき)と呼ぶ」)周辺の再開発はここ数年でかなり進められており、地元民でも知らぬ間にビルが完成していたりということもあるようです。
戸建て?マンション?名古屋での流通実情
地価の上昇は前述の通りですが、実際に名古屋市で不動産購入の戸建てとマンションの割合を調べてみました。
期間:2016年11月~2017年2月
戸建て:282件(新築・中古問わず)
マンション:575件(新築・中古問わず)
データ情報元:公益社団法人中部圏不動産流通機構
マンションの取引件数は戸建ての2倍以上というデータが出ています。
愛知県全域でのデータもみてみました。
期間:2016年11月~2017年2月
戸建て:414件(新築・中古問わず)
マンション:964件(新築・中古問わず)
データ情報元:公益社団法人中部圏不動産流通機構
愛知県全域でみてもマンションの取引件数が戸建ての2倍以上あります。
名古屋市内に限らずマンションの需要が高まっているようです。
不動産だけではなく人口も増加傾向
不動産の取引件数の数字は上述の通りですが、人口も比例して増加している傾向ある名古屋市。
名古屋市の発表にによる数字を見ると平成28年の前年度比の人口増加率はプラス約0.4%増だそうです。
この時点で魅力ない街だなんて言わせないとも言いたくなるかもしれませんね。
食でも魅力に溢れている街「名古屋」
いわずもがな、全国的に有名な名前になりつつある「なごやめし」。
よく「濃そう」「くどそう」などなど、他都道府県民の方々には言われてしまうイメージがあるかもしれません。
どうしても味噌のイメージがあるからでしょうか。
色が濃いのは確かに認めざるを得ないところかと思いますが、なんでもかんでも味まで濃いワケではありません。
「見た目ほど濃くはありません。一度食べればわかります。」このフレーズにつきるかな、と。
名古屋まとめ
不動産、人口、食文化様々な方面からとらえてみましたが、少しは名古屋の魅力伝わっていれば幸いです。
余談ですが、2017年4月には名古屋市港区にLEGOLAND(レゴランド)もOPENする予定ですので、新たな観光スポットになりそうな予感です。