こんにちは。
名古屋で中古マンション・中古戸建をおしゃれにリノベーションしているネクストカラーズのライター安井です。

少し前に戸建て用の宅配ボックスが販売されているという記事を書かせて頂きました。

「新定番!?戸建て用宅配ボックスは普及するのか?」

この時は戸建て用の宅配ボックスが今後は普及してくるだろうと思っていましたが、
今回、不動産情報サービスのアットホームが2017年6月22日に発表した「『一戸建て用宅配ボックス』に対する意識調査」によると、戸建て宅配ボックスが「欲しい」と回答した人の割合は7割を超えていました。「アットホーム調べ」

欲しい=購入ではない

なんでもそうですが、「欲しい」=「買う」とは単純にはならないですよね?
この宅配ボックスに関するアンケート結果でもまさにそれが如実に出ていました。
それというのも、冒頭で述べた通り、戸建て用の宅配ボックスを「欲しい」と答えた人は70%超いた一方で、購入を検討していると答えた人は13.2%と決して多くはありませんでした。

検討しない理由は?

「欲しい」と思った人が70%を超えるにも関わらず、購入を検討の人は13.2%に留まっているのはどんな理由があるのだろうか?
これは、欲しくない理由にも直結するでしょうが、恐らく設置の費用面ではないかと。
アンケート結果によれば、宅配ボックスの設置費用に要しても良い予算は平均で12,428円。
この金額を見てこれを読んでいる皆さんは高いと思うか安いと思うかはわかりませんが、私の個人的な感想でいくと、「便利だとは思う、安ければほしい、高いなら無理して買う程でもない」こんな感じでしょうか。
結局、消費者ベースでいくと「でもお高いんでしょ?」と思われているんだということですかね。

今後の普及は?

今でこそ新築マンションや築浅マンションでは宅配ボックスは設備として最初から設置されていることが多々ありますが、戸建て用は認知度も含めてまだまだなのが現状です。
しかし、昨今、「宅配便の再配達」が社会問題として扱われているのも事実。
「配達」はわかりづらいかも知れませんが、社会インフラの一つのようなものなので、宅配便料金の値上げがニュースになるのはそういった理由からです。
戸建て用の宅配ボックスの今後の普及率ですが、なにか劇的な政策やカンフル剤のような補助金でもない限り爆発的な普及は難しいと思っています。
というのも、新築でも中古でも戸建てを購入する際に、ポストを新設することはあっても「宅配ボックス」を設置する頭は不動産屋、建築屋等の業者含めてほとんどの方がないと思われますので、世間的な認知度もっと上がるか、政府による補助金等が設定されるという近道がないとマンションような普及率になるのは、なかなか時間がかかるのではないでしょうか。

WRITER
安井 俊満
マーケティング

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