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壁紙のリノベーションでさらにおしゃれに!おすすめデザインのご紹介
■壁紙の種類って?機能性を理解してからリノベーションを
壁紙のリノベーションをしようと思ってカタログを見ていると、「この壁紙を選んだらかなりおしゃれな空間になるんじゃないかな」と想像力が膨らんでいくものです。とはいえ、壁紙には素材・デザイン・色味・機能性など本当に数多くの種類があるので「どれを選んだらいいのか数が多すぎて分からない」と感じる方も少なくありません。
ここではそんな方のためにどんな壁紙があるのか、まず壁紙の種類について簡単にご紹介していきたいと思います。
■壁紙の素材
ビニール・織物・紙・オレフィン・珪藻土・木質(天然木やコルクと紙が原料)・無機質(ガラス繊維などが原料)が壁紙の素材です。
壁紙の中で一番メジャーなのがビニールで、様々な色、デザイン、テクスチャー、汚れ防止・抗菌などの機能があるものを選ぶことができます。また、織物壁紙は吸音・調音・通気性に優れている、珪藻土には調湿機能があるといった特徴があります。
■壁紙のデザイン
単色・フラワー・リゾート・モダン・カジュアル・キャラクターとコラボしたものまでデザインも様々です。お客様が来たときに通る廊下やリビングは単色の壁紙にしておいたほうが無難に感じるかもしれませんが、寝室などは少し冒険してみてもいいかもしれません。
■壁紙のテクスチャー
織物調・和調・石目調・塗り調・レンガ調・コンクリート調・木目調・タイル調など様々なテクスチャーがあります。
レンガ調の壁紙を選ぶと空間にヴィンテージ感を、木目調の壁紙を選ぶと西海岸の雰囲気を、タイル調にするとアメリカの地下鉄のような雰囲気を醸し出すことができますよ。
■壁外の機能性
汚れ防止・抗菌機能・耐久性・吸放湿性・表面強化・消臭・耐久性・マイナスイオン・ホルムアルデヒド消去・蓄光などの機能がある壁紙があります。
お子様がいる家庭であれば汚れ防止や抗菌機能があるもの、猫などのペットを飼っている家庭ではひっかき傷などに対する強度がある耐久性に優れたもの、湿気が多い部屋には吸放湿性があるものを選んでいくとよいでしょう。
壁紙には様々な種類がありますが、どんな雰囲気がいいか、どんな機能があるといいかといった点を考慮に入れて壁紙を選ぶと、満足のいくものを選びやすくなりますよ。
■自分でできるセルフリノベ!壁紙チェンジは塗装・張替え
壁紙の張替えは専門業者に頼むものと考えている方が大多数だと思いますが、実は自分で張替えることも可能です。今は壁紙と施工道具が付いた初心者セットなるものを通販でかんたんに購入することができるようになっています。
壁紙の張替えは専門業者に依頼すると8帖(壁37m×天井15m)で50,000~55,000円ほど、10帖(壁40m×天井18m)だと55,000~60,000円ほどかかります。
※お客様のご希望や現場により工事金額は異なります。記事内の金額は概算です。詳しくはお問い合わせ下さい。
それが、セルフでリノベーションした場合は6,000~9,000円ほどで張替えをすることができるので、費用を大幅に抑えることができるんですよ。
壁紙の張替えはコツさえつかめば簡単にすることができます。裏面にすでにノリがついているものなら、初心者でも簡単に貼ることができますよ。
<壁紙の張り方>
1.壁の高さを測り、壁紙を10cm程度長めにカットする(壁の横幅が壁紙よりも狭い場合は、横幅もカットする)
2.裏面のフィルムを剥がして、壁紙を天井側から貼っていく(空気が入らないように気をつけて!)
3.余分な部分はカッターでカットする
壁紙はノリが乾く前なら貼り直しが可能です。ただし、あまり貼り直しを繰り返してしまうと、キレイに仕上がらないことがあるので注意しましょう。
壁紙は天井部分から貼っていきますが、その時に撫でバケやヘラを使って空気を抜きつつ貼っていきます。壁紙の中央から上へ、中央から下へと撫でバケやヘラを動かして空気を抜いてくださいね。
■パターン別!おすすめ壁紙リノベーション
最後にちょっと冒険してみたい方におすすめの壁紙リノベーションをパターン別に紹介していきます。
・ヴィンテージ感を出すにはレンガ調の壁紙
本物のレンガを貼ろうと思うとコストと手間がかかりますが、レンガ調の壁紙なら簡単にヴィンテージ感がある室内を演出することができます。
壁一面をレンガ調にすると少しうるさく感じられることもあるので壁の一部だけに貼るのがおすすめです。また、レンガ調の壁の前に観葉植物やレトロな看板などを置くことでよりおしゃれな空間になります。
・アンティークっぽいクールな部屋にするなら木目調の壁紙
ブラウン系の木目調の壁紙を貼ることでアンティークっぽい雰囲気を出すことができますし、木目の色を暗めにすることで部屋の印象をクールにみせることもできます。
ホワイト系の木目調の壁紙を貼ると雰囲気がガラリと変わり、アメリカ西海岸のサーフショップのようなテイストの室内にすることもできます。
・無地だけどおしゃれにしたいなら珪藻土や無機質の壁紙
無地であっても珪藻土や無機質の壁紙を選ぶと壁に陰影ができてシックでおしゃれな空間にすることができるでしょう。
珪藻土は吸放湿性があるのでリビングの壁に使うことで快適な住空間にすることができるというメリットもあります。また、ガラス繊維や石、セラミックなどが原料の無機質の壁紙も防火性や通気性に優れているためキッチンやダイニングの壁紙に向いています。
注意したいのは、ヴィンテージ感やアンティークっぽい雰囲気が出る壁紙は、素人がやると柄の位置がずれてしまったりして不格好になってしまうことがあるという点です。専門業者に依頼すると柄がピタッとあった完璧な状態に仕上げることができるので、おしゃれを追究するなら業者に任せるのがおすすめです。