リノベーションした綺麗な家でシェアハウスをしよう

シェアハウスはもちろん複数人が住むことになるので、一般的な一戸建てくらいの広さが必要になってきます。そこで活用したいのが、近年増えてきている空き家です。東京都によると、2013年の東京都の空き家率は10％以上。10軒に1軒以上は空き家なのです。東京都でもこれだけの空き家があるので、立地のよい空き家も見つかる可能性があります。
もちろん空き家を買い取ってリノベーションすることもできますが、各務原市の「DIY型空き家リノベーション事業」などのように、空き家を借りてリノベーションすることもできる場合があります。このような場合、借主は自費でリノベーションするので、その費用はかかりますが、自分の思うようにリノベーションができ、家賃も安いケースが多いのです。
また、どれだけ大規模にリノベーションしても、退去時に元の状態に戻す義務が発生しないことがほとんどなので安心です。多少の失敗は問題ないので、DIYが好きな人は自分でリノベーションをすると楽しめるでしょう。借主は自分の好みの部屋に住むことができ、貸主は比較的長く家を貸すことができて賃料が入り、地方自治体としても空き家問題が解決する、まさに「買い手よし（借り手よし）」「売り手よし（貸し手よし）」「世間よし」となるのです。

空き家の中でも、最近注目を集めているのが古民家のリノベーション。ノスタルジックな外観にどこか落ち着く雰囲気漂う古民家ですが、そのまま住むのは設備が古かったり勝手が悪かったりと、少し住みにくく感じてしまいます。

そこで、古民家の雰囲気はそのままに、中身を住みやすくリノベーションしてしまいましょう！古い家は比較的広いことも多く、シェアハウスにはうってつけ。リノベーションでおしゃれに住みやすくすることで、みんなが家族のように過ごせる古民家風シェアハウスをつくることができるのです。
築50年以上経っている古民家も、リノベーションすれば素敵なシェアハウスに生まれ変わります。DIYも取り入れて、シェアハウスに住む予定の住人たちが自分の手でシェアハウスをリノベーションするというのも楽しいかもしれません。自分たちでリノベーションすることによって愛着がわき、シェアハウスを大切に使えるようになるでしょう。

空き家や古民家といった一戸建てをリノベーションしてシェアハウスにするのもよいですが、都会で見つけやすいリノベーション向け物件といえば、やはり中古マンションでしょう。新築マンションをリノベーションするのもありですが、購入資金が多くかかってしまいリノベーションまで手が回りません。中古マンションだと物件自体の購入資金を低く抑えることができるので、リノベーションに回す費用を多くすることができるのです。
また、中古マンションの場合は立地がよいことも多いので、利便性が高いというメリットもあります。駅やコンビニ、会社や学校が近いといった点は、住む部屋を探すときには必ず考えるポイント。利便性が高く、おしゃれにリノベーションされたシェアハウスがあれば、そこに住みたいと思う人も多いはずです。
最近は騒音問題も多いので、防音設備の整ったマンションも多いです。シェアハウスをするとなれば必然と話す機会も増えるでしょう。近所迷惑でトラブルにならないためにも防音設備の整ったマンションを選ぶか、リノベーションの際に防音対策をすることをおすすめします。
もし、空室が多いマンションやアパートをすでに所有しているのであれば、部屋どうしを区切る壁をなくすことで、広いシェアハウスをつくることもできます。リノベーションすることで借りてくれる人が増えれば、リノベーション前よりも利益を上げることができます。

いずれにしても、シェアハウスを運営するのであれば、リノベーション後の管理を任せることができるリノベーション業者を選ぶとよいでしょう。シェアハウスの管理は、入居者のサポートや共有部分の掃除など、意外とやることが多いので、それをサポートしてくれる業者にリノベーションを依頼できるとスムーズにシェアハウスの運営をおこなうことができます。

いかがでしたか？空き家や古民家などといった一軒家も築年数の古い中古マンションも、リノベーションしだいではおしゃれなシェアハウスに生まれ変わります。デザイン性も機能性も高く、設備も最新のものがそろった情緒あふれるシェアハウス。リノベーション業者に頼むのもよいですが、DIYが好きな人は自分でリノベーションにチャレンジしてみるのもよいですね。住む人全員が明るく楽しく暮らせるシェアハウスをリノベーションで手に入れましょう！