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RENOVATIONHOW TO
リノベーションで老朽化したマイホームを住みやすい家に変えよう!
床を歩くとミシミシ音がするし、屋根からは雨漏りしている気がする。床下は白アリが心配。木造住宅では、どうしても築年数とともに老朽化してしまい、家のあちらこちらに不具合が出てきて気になります。
「ちょっとずつ色んな箇所を修復する」よりも、「1度にリノベーションしてしまう」方が利点が多いことをご存知でしょうか。老朽化したマイホームもまるで新築のようになる、リノベーションによって得られるメリットについて紹介します。
老朽化が進む家はリノベーションがおすすめ
老朽化が進むマイホーム、建て替えるか思い切って売却してしまうか、悩むところではありますが、おすすめなのはリノベーションです。
□リノベーションをするメリット
リノベーションのメリットは多々あります。まず、建て替えや新しい土地と家を探すよりも安価に行えることがその1つです。建て替えでは現在の住宅を取り壊し、新しく建設するため取り壊し費用と建設費用、さらには仮住まい用の費用も掛かります。
全くの新築を立てる場合には、土地と建物分のお金が必要となってしまうため、多額の費用を必要とします。ところがリノベーションであれば、改修工事のみでまるで新築のような住宅を手に入れられます。
リノベーションの際には気になる耐震性を強化することもできますし、住宅設備も刷新できます。新築を立てなくても、自分好みの部屋を作ることができるのも大きな魅力です。
長く住んだマイホームに愛着がある方は、新築や建て替えよりもマイホームのほうが気持ちの面でも落ち着くことができるでしょう。
□リノベーションをするデメリット
気を付けておくべきポイントは、基礎の状態、床下の浸食やシロアリの食害、屋根裏の浸水、耐震強化の必要性です。旧耐震基準といわれる昭和56年5月31日以前の建物の場合、耐震工事も大掛かりになることが予想されます。そこがデメリットでしょう。
これらの気になる点が多い住宅は、リノベーションと建て替えどちらの方が期間がかかるのか、業者にシミュレーションをしてもらい確認しましょう、
老朽化が進む家はメンテナンス代わりにリノベーションを
リノベーションをお勧めしたい住宅は、いくつかの部分でこまごまとした補修を必要としている住宅や、家族構成の変化によって部屋が余ってしまっているような住宅です。
壁紙、床材、住宅設備の劣化によって新しいものに変える必要がある、2階部分がすべて空き室になってしまっているという場合には、思い切ってリノベーションし、住宅寿命を延ばしましょう。
2階建ての大きな家に住んでいるけれど、2階部分を利用していない、そんなときには2階部分を減築してしまうことで耐震性と耐久性を向上させることができます。
そこまで大掛かりなリノベーションではなくとも、部分的なリノベーションでも大丈夫です。特にメンテナンスしておきたいのは水回り。水道管、排水管、キッチン、浴室、トイレなどは定期的にチェックし、必要であれば交換しましょう。
寒さ・暑さ対策に断熱性を高めるリノベーションを行ってもいいでしょう。窓やドアを断熱性の高いものに変更したり、断熱パネルを施工したりします。定期的なリノベーションは、大切なマイホームを守るために大切なことです。
老朽化した愛着のある家をリノベーションで好みの部屋に
築年数の経った中古住宅を購入した、幼いころから慣れ親しんだ実家を相続したなど、「手に入れたときすでに老朽化している」住宅は、住み始める前にリノベーションしましょう。
特に実家には深い愛着を持っている方も多いですから、実家の良さを残しつつ、自分好みのスタイルに変身させてしまいましょう。
□機能性を備えたリノベーション
住宅内部を「スマート化」するリノベーションも人気があります。照明、家電、玄関キーに防犯システム。老朽化した家も、リノベーションによって最新の機能性を持たせることができます。
住宅の老朽化によって、防犯面で不安があるときには、リノベーション時に防犯性を高めておきましょう。
・趣味を活かしたリノベーション
老朽化した家も、自分の趣味を反映させた住宅へ変えることでさらに愛着が深まるでしょう。ガレージの見えるリビング、たっぷりの日差し差し込む庭でのガーデニング、ペットと暮らす家、子どもがのびのびと遊べる家など、新築でなくてもマイホームの夢をかなえることができます。
まとめ
住宅の内外部を大きく変えることができるリノベーション。リノベーションを本当に必要としているのは、「まだまだ住めるのに、設備その他が老朽化してしまっている」という住宅でしょう。
日本の木造住宅の寿命は短いといわれていますが、木造住宅であっても定期的なメンテナンスとリノベーションによって長く住まうことができる住宅に変身します。
「老朽化した家を相続したけれどどうしよう」という方、「手ごろな中古物件を買ったけれど住みにくい」という方は、さまざまな不安を解消できるリノベーションで、愛着の持てる家を作り上げてみてはいかがでしょうか。お気に入りの家にリノベーションするならNext Colors へ