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RENOVATIONHOW TO
せっかくの高層マンションをリノベーション?!気をつけることやできること
高層マンションからの眺めは素晴らしいものですが、「部屋の間取りが気に入らない」「もうちょっと手を加えれば、住みやすくなるのだけれど」といった不満を持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか?
内装はリノベーションで自分好みに変えちゃいましょう。
しかし、「高層マンションのリノベーションはできるの?」「気をつけるべき点は?」といった疑問もありますよね。今回は高層マンションのリノベーションにまつわる疑問にお答えしていきます!
高層マンションをリノベーション?どんなことができるの?
戸建ての家と比較すると、高層マンションは資材の搬入や業者の出入りの度に高層階への行き来をしなければならない点などから、リノベーションがしにくいというイメージを持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか。
また、どうすれば高層マンションを自分好みにリノベーションすることができるか、なかなか良いアイデアが思い浮かばないという方もいることでしょう。
高層マンションのリノベーションではどんなことができるのか、ご紹介していきたいと思います。
・高層マンションならではの景色を活かすためのリノベーション
高層マンションに住むことの大きなメリットのひとつは、景観の良さにあります。周囲の建物などに遮られることもない高層階からの眺めは、ほかの住まいでは味わうことのできないものです。高層マンションのリノベーションでは、この高層マンションならではの景色を活かすためのリノベーションをしていくのがおすすめです。
リノベーションで内装はいくらでも自分好みにできますが、景色だけはどうしようもないですからね。
例えば、リビングが狭い場合は、リビングに面した個室や廊下を取り込むことでリビングを広くすることができます。
リビングの横幅が広くなると、その分リビングの窓面積が広くなりますから、より一層外の景色を楽しむことができるようになります。
・窓の周りを濃い色で縁取ると、景色が絵画のように
高層マンションの窓からの眺めをより際立たせるために、リノベーション時に窓の周りをダークブラウンやチャコールグレーなどの濃い色で縁取るという方法があります。そうすることで、窓がフレームの役目を果たし、眺める外の景色が絵画のように浮き出てくるというメリットがあります。また、壁の色も落ち着いた暗めの色にすると、外の景色をさらに強調することができます。
昼間だけではなく、夜の景色を楽しみたいという場合は、照明もダウンライトにするなどして抑えるといいでしょう。そうすると、室内の照明が邪魔をしないので、きらびやかな夜景が楽しめますし、落ち着いた雰囲気の部屋づくりをすることができます。
このようなリノベーションの方法は、戸建ての家や普通のマンションではほぼやることはないものです。高層マンションならではの楽しみ方となりますので、リノベーションをする際には検討してみてはいかがでしょうか。
高層マンションのリノベーションで気をつけたいこととは
高層マンションには戸建ての家と違って細かな規定があるため、リノベーションの際には気をつけたい点が多くあります。
まず大きな資材や機材を運び入れる方法についてです。高層階まで大きな資材や機材を運び入れるとなると大変なので、大型クレーンを使用して運ぶ方が効率は良いと考えられるかもしれませんが、大型クレーンの使用を禁止している高層マンションもありますので注意が必要です。
・基本的にエレベーターを使って資材や機材は運び入れる
高層マンションに資材や機材を運び入れる場合は、基本的にエレベーターを使います。ほとんどの場合は入居者が使用するエレベーターとは別の業務用エレベーターを使うことになります。
高層階の場合は、エレベーターを使って荷物を運び入れるのにかかる時間も長くなるものです。マンションによってはエレベーターの使用時間に制限があるところもありますので、あらかじめ確認しておくようにしましょう。
・管理者へ伝達しておくべきことが多い
高層マンションはセキュリティ管理がしっかりとしているため、リノベーションを依頼した場合はマンションに入室する職人全員の身元などを管理者に伝えておかなければなりません。また、工事内容や工事時間についても細かに伝えておく必要があり、急な変更などが許可されないケースもあります。
ホールや廊下などの共有部分の養生範囲についても規制が多くありますので、事前に確認しておくようにしましょう。
・マンションの管理規約上、思うようなリノベーションができないこともある
高層マンションに限らずマンションによっては、水回りは構造上の問題から自由に動かすことができない場合があります。そのため、「キッチンの位置を変えたい」「浴室を移動させたい」といった希望があったとしても、そのとおりにできないケースがあるので気をつけたいものです。
また床についてもカーペットから変更できないマンションもあるため、「フローリングにしたい」と思っても思い通りにリノベーションできないこともあります。
・高層マンションのリノベーションは工期が長くなりがち
高層マンションのリノベーションでは、エレベーターで資材や機材を運び入れるのに時間がかかったり、工事時間の制限があったりして通常のマンションでの工事よりも工期が長くなりがちですので、あらかじめ工期は注意して打ち合わせをしておきましょう。
以上、リノベーション時に気をつけたい点をご紹介しました。
弊社では高層マンションならではのメリットを活かしたこのようなリノベーションの事例があります。
家族とゆっくり過ごす家
まとめ
高層マンションでのリノベーションは難しさがあるものの、高層マンションでもリノベーションは可能です。リノベーションをすることで、より快適で雰囲気のいい家づくりができますので、マンションリノベーションで実績のある弊社にご相談ください。