一人暮らしの住まいをリノベーションをするのは、贅沢に思えるかもしれません。しかし、逆に考えれば一人暮らしでリノベーションするからこそ、最高の贅沢が味わえるのではないでしょうか。

一人暮らしでリノベーション・・・?と身構えず、より快適な住まいを手に入れると考えて一読下さい。

一人暮らしだからこそリノベーションを!

近年、日本では「シングル」という生き方を選ぶ人が増えています。
けれども一人暮らし向けの物件は6畳程度のワンルームがほとんどです。こうした物件は間取りやデザインが似たり寄ったりで、リビングはもちろんキッチンやバスルームも広くありません。学生ならともかく、社会人には不便で住み心地はいまひとつです。

 

いっそ中古マンションを購入してリノベーションするほうが、自分のライフスタイルに合った住まいを手に入れることができます。狙い目は2DKから2LDKのマンションです。間取りを変えれば同じワンルームでも、ゆとりのあるリビングやキッチン、バスルームになります。収納もウォークインクローゼットを設けるなど、余裕を持たせられるでしょう。

 今は住宅ローンの金利も低金利ですので、賃貸で家賃を払い続けるより受託ローンを利用して購入の方が月々の住居費は抑えられる場合も多々あります。

同じ住まいを新築で実現しようとするよりも、中古マンションをリノベーションするほうが割安です。住みたい街で暮らせるというメリットもあります。もちろんリノベーションですから、内装をオシャレなデザインにするのも自由自在です。

 

既に狭いワンルームマンションを購入していても、リノベーションでスペースを増やすことができます。例えば、壁や間仕切りを収納スペースにして、1つの家具に複数の機能を持たせるなどです。机やベッドなど場所を取る家具は折り畳み式にしたり、壁や段差の下に収納したりすると、部屋を広く使えます。

 

予算が限られているなら壁や天井の色を白に変えたり、照明を埋め込み式にしたり、鏡を置いたりするだけでも部屋を広く見せられるでしょう。

男女で違う!一人暮らしのリノベーション

リノベーションの実例を見ると、一人暮らしの男性と女性とでは傾向が異なります。

 

例えば男性は、好きなものに囲まれる住まいにする人が多く、子どもの頃の秘密基地を彷彿とさせます。そこで誰にも邪魔されずに趣味を楽しむのです。壁一面がコレクションになっていたり、音楽が好きならスタジオのようにリノベーションされていたりします。

 

デザインはモノトーンを基調にシンプルなのが人気の傾向で、モダンやミッドセンチュリー、インダストリアルをテーマにする男性が多いようです。単に趣味の住まいに走るだけでなく生活空間もしっかりと確保し、目立たないように隠されています。

インダストリアルな男の一人暮らしはこちらhttp://nextcolors.com/media/article/4648

 

一方、女性のリノベーションはデザイン重視で、色使いと素材感にこだわります。明るい色を基調にアクセントとしてポップで鮮やかな色を使ったり、ファブリックや木目調などのインテリアを取り入れたりする。それでも決して雑多にはならず、ある程度の開放感や生活感のある住まいづくりを心がけています。テーマは北欧風やナチュラル、ガーリーなどです。

 

普段の家事を意識した実用性を兼ね備えているのも女性ならではです。なるべく少ない動きで完結するように水回りを集中させたり、移動の多い部屋同士を隣り合わせにしたりするなど、随所に工夫が施されています。もちろん生活感が丸出しにならないよう、オシャレな空間に仕上げるのも忘れていないのが女性のリノベーションなのです。

住みやすい一人暮らしのリノベーション事例

一人暮らし用に住みやすい部屋へマンションをリノベーションするなら、自分がどのように生活したいのか考えなければいけません。自分だけの空間を楽しむのか、積極的に友達を呼びたいのか、ペットと一緒に暮らすのかによって、最適なリノベーションの事例は変わります。

 

例えば自分だけの空間を楽しむなら、リビングを広めに取るのがおすすめです。2DKくらいのマンションなら既存の壁を取り払ってワンルームにしてもいいでしょう。

 

仕切りたいときはレールに沿って動くタイプの壁を導入すると移動が楽ですし、開放するときもコンパクトに収納できます。部屋ごとに壁紙や床材を変えるだけでも、仕切られているように見えるでしょう。

 

友達を呼ぶ機会が多ければ、リビングだけでなくキッチン周りもスペースを広くしたいところです。一緒に料理できたり、キッチンを囲んで会話できたりします。アイランド型にすると大勢でも集まりやすそうです。片づけやすさも重視しましょう。

 

ペットと一緒に暮らす場合は、ペットにとっても暮らしやすいようにリノベーションします。それぞれの間取りを広くしたり、脚を傷めない床材にしたり、臭いを吸着してくれる壁紙にしたりするなどです。部屋の仕切りは小さな力で出入りできるカーテンやスイングドアが適しているでしょう。

 

いずれの事例も生活動線を意識している点では共通しています。弊社ネクストカラーズ(http://nextcolors.com/)でも、お客様のライフスタイルを伺いながらリノベーションを提案して参りました。オシャレな事例も豊富にありますので、ぜひご相談ください。

まとめ

一人暮らし向けに提供されている住まいはバリエーションが少なく、選択肢も限られているため、広めの中古マンションを購入してリノベーションするのがおすすめです。好みのデザインにしたり、ライフスタイルに合わせた使い勝手にしたりするのも簡単に実現できます。

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WRITER
安井 俊満
マーケティング

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