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リノベーションの相見積もりは必要?見積もりを取る時のマナーとは?
皆さんは家をリフォームしたり、リノベーションする時に、複数の業者から相見積もりを取り寄せますか?
相見積もりとは、リフォームやリノベーションをするときに、色々な業者に同じ条件で見積もりをしてもらったり、逆に色々な条件を提示してもらうことです。
しかし、意外と知らない人が多く、ほとんどの人は、リフォームやリノベーションをするのが面倒で、誰かの口コミや近場の業者、メーカーに頼んでしまいますね。
ここで、一つ違いを説明すると、リフォームは現状回復を目的としています。
同じ浴室に新しいお風呂を、同じ台所に新しいキッチンシステムをといったものです。リノベーションは、家の中の間取りそのものにも、改革を入れます。
今回は、リノベーションの相見積もりについてご紹介しましょう。
リノベーションの相見積もりとは
家が古くなったので、リノベーションをお願いしたいと思っても、どこでお願いをすればいいかわかりませんね。
そこで、家をはじめに建てたメーカーや業者だけではなく、色々な業者にリノベーションのお願いをしていることが一番です。
一社だけでリノベーションの見積もりをしてしまうと、後で高くついてしまったり、気に入らないこともあります。
そこで、色々な業者を見比べるためにも、できれば、複数の業者で相見積もりを取ることをお勧めします。
それでは、相見積もりはどうやって取ることができるのでしょうか。また、相見積もりを取ることのメリットやデメリットはどんなことでしょうか。
相見積もりとは
「相見積もり」とは、複数の業者に同じ条件で見積もりを提出してもらい、自分の希望に合った価格で、より良いリノベーションをお願いするための方法です。
相見積もりを取ったら、価格や内容を比較することが大切です。いくら価格が安くても、工事方法に不備があったり、いい加減な材質のものを使われないように、内容をしっかりと確認することもできます。
■相見積もりをする理由とは
全く同じ条件でリノベーションをしてもらうなら、価格を比較してより安くしたいですね。そのために相見積もりをお願いします。
相見積もりなら価格は同じでも、他のお店の内容の方が良いかもしれないと思ったら、迷わずにそちらを選ぶこともできます。
相見積もりをするときの注意点!ルールやマナーをご紹介
いくら複数の業者の相見積もりを取る方が良いとはいえ、あまり多数の業者にお願いするのはやめましょう。打ち合わせが重なったり、内容が混乱してしまいます。
ある程度口コミや周囲の人の意見を参考に、数社に絞ってからお願いすることをお勧めします。
■多くのリノベーション業者に見積もりしてはダメ!
リノベーション・リフォーム会社というのは、本当にたくさんあります。同じ県内でも、30社以上はあります。
あまりありすぎると迷ってしまいますね。
そこで、相見積もりを取るなら、まずは数社に絞りましょう。できれば、3社くらいがベストです。
会社との打ち合わせには時間がかかるものです。一社にお願いしても見積もりと打ち合わせだけで丸1日かかることもあります。最終決定をする時のタイムリミットを考えると、3社程度に絞る方が良いですね。
依頼内容にばらつきが出ることがあります。あまり選択肢が多いと、何をしたかったのか自分でもわからなくなります。A社で出された提示なのか、B社だったのか、内容が混乱してくる危険があります。
また、本来の希望がわからなくなることもあり、その結果安い費用の物を選択することにもなります。自分で把握できる範囲で見積もりをお願いしましょう。
■見積もり書を見せない!
他社に見積もり書を見せて値引き交渉はNGです。
住宅を建てる時やリノベーションをする時は、決して安い取引ではありません。担当者との信頼関係が壊れる可能性がありますので、決して他社との比較をしないよう注意してください。
値下げ交渉をして安くなるときは、施工の質が落ちる場合があります。安いということは、人件費を下げられる可能性があるということです。同じ柱一本でも、ベテランの職人と新人の職人では、仕事内容が違いますね。
値下げ交渉をするということは、リスクを負うことです。あまり得策ではありません。
■見積もりの条件を変えない!
設備や建材などの種類は統一させないと比較の意味がありません。多くのリノベーション会社の話を聞いてしまうと、逆に混乱してしまいます。ある程度専門家の話を聞いたら、自分なりの基準を作りましょう。
基本条件だけを伝えて自由にプランニングしてもらうのも大切です。あまり、素人が細かく口を出しすぎると、失敗することが多いです。気を付けましょう。
■出精値引きに注意
「出精値引」とは簡単にいうと、見積りの際の値引きのことです。精一杯値引きしましたよ、という誠意を見せるための値引きです。しかし、実際には初めから値引き分を上乗せしてあることが多いです。
使用する部品や製品の掛け率や職人の手間、仮設部材のリースなど、あらゆる工事項目の無駄を省いてサービスすることを出精値引といい、これはあらかじめ決まっていることが多いです。実際には、見積を安く見立てた風に見せていることがあります。
リノベーションは、決して安いものではありません。何百万の桁が動くものです。数万円の値引きは、始めから予想の範疇です。
見積書の中に”一式”と表記されているものをよく確かめたほうが良いでしょう。概算用の見積と詳細の見積があり、そこで数字のマジックに引っ掛かることもあります。
諸経費という項目にも注意が必要です。諸経費には、交通費や保険、人件費などが記載されているので一度確認するのがおすすめです。場合によっては、明細が記載されていないこともあります。何の諸経費か確認しておきましょう。
■こだわりを忘れない
家のリノベーションは決して安いものではありません。費用をケチったために後悔することにならないことも大切です。
リノベーションの費用は、その価格だけで決めてはいけません。家はこれから一生住むものです。しっかりと納得がいく業者を選んでいきましょう。
まとめ
家は、衣食住の中で最も後悔ができないものです。長く住む家だからこそ、高い費用を支払うものですよね。値引きばかり考えてしまうと本末転倒する可能性もあります。しっかり自分が信用できる業者を見つけましょう。
ネクストカラーズは不鮮明な見積もりを作らない、リノベーションが得意な不動産会社です。名古屋でマイホームをお考えなら、お気軽にご相談ください。