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廊下にドアをつける方法と注意点!リフォームのポイントも紹介
気に入って選んだつもりの家でも、実際に住んでみると不都合に気が付くことはあります。家の中が使いにくくて、廊下にドアをつける必要があると感じたときは、どうすればいいのでしょうか?
家族が住みやすくなるなどのメリットや廊下にドアをつける方法や注意点、気になる費用についてもご紹介していきます。
廊下にドアをつけるには?
廊下は玄関から部屋、部屋から部屋をつなぐ通路です。住む人の動きやすさを考えると、廊下にはドアがない方が良いと思うかもしれません。
ですが廊下に全く仕切りがないと、視線やエアコンの風など、様々なものをそのまま通してしまいます。
既存の廊下にドアをつける方法や、ドアをつけることの必要性について知っておきましょう。
■ドアの種類
室内に使われるドアには、大きく分けて次の3つの種類があります。
ドアの種類によるそれぞれのメリット・デメリットを、理解しておきましょう。
・引き戸
扉を左右に動かして開閉するタイプのドア。
和室で使われることが多く、扉に手を挟んで怪我をするリスクが少なく、高齢者・幼児でも開閉が簡単です。
開けた扉が邪魔にならず開閉音が静かで使い勝手が良いのですが、ドア横にスペースが必要なため、間口が狭くなりがちです。
・開き戸
扉を押す、もしくは引いて開閉するタイプのドア。
洋室の室内ドアに多く、扉が1枚の「片開きドア」と、2枚に分かれている「両開きドア」があります。気密性が高く価格も安いのですが、設置場所の前後にドアを開け閉めする、広い開閉スペースが必要です。
・折れ戸
クローゼットやお風呂場などによく使われる、扉の途中が折れ曲がって開閉するタイプのドア。
扉が小さく折りたためるため通行の邪魔にならず、狭いスペースでも設置ができます。
その反面で取り付け口の上下にレールの設置が必要で、設置が難しいといえます。
■廊下にドアを付ける方法
廊下にドアをつける場合はDIYなど、家庭の日曜大工の範囲でも対応できます。
扉や取り付け金具、レールなどの購入費用だけでリフォームができるので、コスパは良好。
DIYにかかる費用は、次の金額を目安にしましょう。
・引き戸 6~8万円
・開き戸 4~6万円
・折れ戸 5~7万円
ただしドア選びは周囲に扉を開け閉めするスペースがあるかにかかっていますので、費用だけでは選べません。
廊下の幅や、室内の雰囲気にあったドアの種類を選ぶことも大事です。
自力で廊下にドアを付ける場合は壁などの建材に穴を開けなくてはならず、失敗すると家が壊れてしまうなんてことも。
修復のために必要以上に費用がかかるなど、DIYにはリスクもあることを理解しておきましょう。
■廊下にドアがあるメリット
廊下にドアをつける理由は、人それぞれで違います。
廊下へのドアリフォームには、次のような効果が期待できます。
・視線を遮ることで、プライバシーを守れる
・空気の動きを制限し、防寒や防臭ができる
・空間をしきることで、冷暖房費を節約できる
・ペットや幼児の出入りを制限できる
ドアをつける際のポイントは?
廊下にドアをつける際には、むやみやたらにリフォームするのは好ましくありません。
不便さを感じていても、今ある廊下は建築のプロによって、使いやすさを考え抜いて作られています。
リフォームしたときに悪影響がでないか、しっかりチェックしましょう。
■廊下にドアをつける場合の注意点
リフォームで廊下にドアをつける場合、設置場所や種類によっては室内ドアとぶつかって開閉しにくくなることもあります。
扉や開閉スペースのため室内が狭くなる、大型家具の搬入ができなくなるなどのリスクもありますから、お部屋全体の動線を考えてリフォームを検討しましょう。
ドアの安全性を考えることも大事です。
設置場所によっては扉に手を挟んでしまう、扉が跳ね返ってぶつかるなど、家族が怪我をする可能性も否定できません。
特に高齢者や幼児がいる家庭では、ドアを取り付けることで家族に危険が及ばないか、しっかり確認をして下さい。
風水的には、廊下は運気を通す場所。
玄関から良い運気を取り入れ、家の中の悪い運気を逃がす通り道だともいわれています。
縁起を気にする人はむやみに廊下にドアをつけるリフォームではなく、カーテンなどを仕切りに使う方法も検討するといいでしょう。
■リフォーム業者に依頼するという選択肢も
DIYで廊下にドアをつけることは不可能ではありませんが、それなりの技術がいりますし、手間も時間もかかります。
自力で廊下にドアをつけるのが不安な場合は、プロのリフォーム業者に依頼することも検討しましょう。
工事費用等は別途必要になりますが、利便の良さと仕上がりの美しさは他に及びません。
ネクストカラーズであれば、リフォーム実績が豊富。
建築・設計のプロの目で、家族のライフスタイルにあったリノベーションの方法を提案できますので、相談をしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
廊下には家族の通路以外の、様々な役割があります。思い切って廊下にドアを取り付けることで、逆に動線がスムーズに繋がることもあります。生活する上で不便さを感じたら、一度リフォームも検討してみるといいでしょう。