必読！不動産購入検討者の方へ！資金計画は本当に大丈夫？住宅ローンの基本お伝えします

不動産の物件担当者は、物件の案内や紹介をしてくれるのはもちろんですが、資金計画の相談も乗ってくれます。
始めてマイホームを購入するお客様と比べ当然、毎日のように仕事で携わっているので、税金やローンの基礎知識も豊富です。最近は「ファイナンシャルプランナー」などの資格を持った担当者も多くいるので、より安心な計画を練ってくれるでしょう。

予算決めの際に資金計画の相談を行いましょう。
しかし、しっかりと親身に相談に乗ってくれる担当者に相談しましょう。例えば顧客側から「予算は月々10万円以内の返済におさえたい。」というお客様に対し、なにも聞き返すこともなく、そのまま月々10万円の返済ができる物件ならなんでもかんでも紹介してくるような担当者は要注意です。これは資金計画の相談に乗っているとは言えませんよね？
なぜ、月々10万円なのか？現在の家賃は？ローンの返済が10万円に収まっていれば、その他の費用（固定資産税など）は気にしなくても良いのか？などなど、お客様ごとに資金計画やライフスタイルは変わるので、細かいと思う方もいるかもしれませんが、細かいところまで聞いてくれてそれに沿った資金計画を考えてくれる担当者の方の方が結果は良いものいなると思います。

住宅ローンと一口に言っても、金融機関は多種多様な商品を取り扱っているし、金利とかも正直よくわからないという方も多いかと思います。
住宅ローンを利用する際によく出てく用語や費用を下記に並べてみました。
1．審査
住宅ローンを利用するには金融機関からの審査を受ける必要があります。
一般的に、物件を購入する前に事前審査を行い、契約後に本審査を行い審査が通れば住宅ローンが利用できるということになります。
2．金利
変動金利、固定金利に大別され、金利が低い方が総返済額も少なくなります。変動、固定どちらにも特徴があるので、自分に合った金利を選択しましょう。
3．保証料
住宅ローンを利用する際、保証会社に支払う費用のことで、借入金額が多いほど比例して保証料も多くなります。借入時に一括で支払う方法と住宅ローンの金利に上乗せして支払うという方法があります。保証料は無料にしている金融機関もあります。
4．団体信用生命保険
ローン返済途中で返済者が亡くなってしまった場合に適用される保険です。
最近では、通常の生命保険に加えて、がん、脳梗塞、心筋梗塞などの特約を付帯したプランもあります。また、こちらの生命保険に加入することを住宅ローン利用の条件にしている金融機関も多く存在するので、過去大きな病歴や入院歴などがある方は事前に金融機関などに相談しておきましょう。
5．返済年数
一般的に35年が住宅ローンの最長返済年数です。完済時の年齢を設定している金融機関も多い（例：現在50歳で完済年齢の設定が75歳の金融機関では住宅ローンは25年までしか組めない）のでよく確認しておきましょう。
6．手数料
借入時に必要なものとして「事務手数料」、返済中にまとめて返済する際に「繰上返済手数料」などがあります。金融機関によっては、ネットバンキングによる繰上返済は手数料無料のところもあるので、借入前に確認しておくとよいでしょう。

資金計画を大きく間違えると実際にマイホームを購入し、住み始めてから返済がキツくて住み続けられない。なんてことになり兼ねません。
そんなカタチでせっかく購入したマイホームを手放したくはありませんよね？
無理ない返済計画の為にも購入前にしっかりと担当者の方と資金計画を行った上で夢のマイホームを探しましょう。