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背伸びしすぎは禁物!?不動産屋が教える年収別一か月にかける住居費の目安
こんにちは。
名古屋で中古マンション・中古戸建をおしゃれにリノベーションしているネクストカラーズのライター安井です。
みなさん、いきなりですが、一か月あたり今住んでいるおうちにいくらくらいかかっていますか?賃貸・持ち家・その他などなどいろいろ住んでいてるおうちの状況は人それぞれかと思います。
もちろん、家賃が高い家、もしくは購入価格の高かった家というのは立地がよくて利便性がよかったり、最新設備が付いていたりといろいろあるかと存じますが、一か月の住居費は適正でしょうか?
賃貸の方もこれから購入を検討しようとしている方も現在ローン返済中の方も参考にしてみてはいかがでしょうか。
家賃は月収の〇割
定説では、家賃は月収の3割とよく言われています。この記事をご覧になっている方は月収の何割が住居費でしょうか?
以前、不動産情報サイトのアットホームが実施したアンケート『Vol.01 月収に対する家賃-理想と現実』によると、理想とする家賃割合は月収の3割以内となっていますが、実際には月収の3割~4割を住居費に充てている方が多く、若干月収から見ると生活費を削っている方が多くいるということになっているようです。
不動産屋がみる住居費の割合は?
不動産を購入する場合に住宅ローンを組む際に金融機関は借入希望者の年収から返済比率というのを計算します。金融機関によって基準の数字は異なりますが、住宅ローンの審査の際の返済比率は年収の30%~35%程度です。この年収とは源泉徴収の税込年収からの計算ですので、手取りで計算すると35%~40%程度になってきます。そう考えると自身が借入可能なギリギリの金額を購入してしまうと月ごとの住居費がかなり負担が大きくなってしまう可能性が高くなります。
税込年収から見るのであれば、住居費は25%程度で見ておくと家計に負担をかけすぎずに生活が可能なのではないでしょうか。
家計はその世帯それぞれなので一概には言えない
前述で住居費は収入の25%程度がちょうど良いと申し上げましたが、あくまで平均的な話です。
家計の内容は各家庭それぞれですし、一か月に何にどの程度費用をかけているかは一緒のことの方が稀でしょう。
夫婦共に多趣味で娯楽費が高い家庭もあれば、週末は毎週家族で外食になんて家庭は食費が高くなりますし、それがいけないなんてことはありません。そういう費用を削って住居費に割くという選択もあれば、そちらは現状維持しつつであればやはり住居費に割きすぎると当然生活費にしわ寄せが来るというのが明白です。
年収別住居費目安まとめ
ではまとめとして月収(年収)ごとの目安の住居費を並べていきます。
月収(年収) 家賃
25万円(300万円) 6.3万円
35万円(420万円) 8.8万円
45万円(540万円) 11.3万円
60万円(720万円) 15万円
80万円(960万円) 20万円
こちらはあくまで月収の25%を目安としたものになりますので、上述したように各家庭で目安金額は変わってくるかと思います。
ご夫婦共働きの場合は合計月収から計算でよいですし、どちらかの収入のみで計算をすればその分、生活費はかなりゆとりが持てるようになるかと思います。
いずれにせよ、収入に対して、住居費を背伸びしすぎると必然的に他でしわ寄せを毎月補てんしなければならなくなるので、一度家計費を全て洗い出してみるのもよいのでは?