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INTERVIEWNEWS
初めまして、畦~AZE~です。
こんにちは。
名古屋で中古マンション・中古戸建をおしゃれにリノベーションしているネクストカラーズのライター安井です。
今回、NextColorsから新規事業が始まりましたので、ご紹介をさせて頂きます。
新事業のプロジェクト名は「畦」。「あぜ」と読みます。
そんな新規プロジェクトチームの方々にいろいろ伺ってみました。
畦
houzz
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そもそも「畦」とはどういう意味なんでしょうか。
あぜ道=境界線であり共有の通路
近年、ライフスタイルという言葉がよく使われるように、生活や人生そのものを見つめるという流れが増えてきています。
自宅に好きな趣味のものや質の良い物を置くこと、DIY、リノベーションを実践される方も多くなりました。
外食よりも家食という流れもあり、飲食市場を縮小せざるを得ない企業も増えている中で、キャンプなどのアウトドア人気からも見て取れるように人は日常から少しだけ離れ、いつもと違う非日常を感じる事に豊かさを求めているようにも感じます。
つまり日常だけでは豊かさを感じられなくなっているのです。
私達はそんな非日常となる空間を一緒につくり、豊かさを提案していく存在でありたいと思っています。
具体的な事業の内容はどんなものを計画していますか。
先ほどの通り、あぜ道は農地の境界線でありながら共有の通路です。
店舗でいうならば様々な業種が混在する中で、自分の領域を持って、そこから田や畑(店舗)を育てて(繁盛店)、敵対するのではく共存するものとして考えています。
現状では店舗の設計デザイン業界は大きく分けて[設計のみ]と[設計施工]の二つに分かれます。グラフィックやHPの制作、広告まで一貫している会社はまだまだ少ない部類です。お店とアーティスト、作家、音楽や地場産業、<人と人><人と物><お店と人>のような誰かと何かを繋げる事を意識し、両者の持つ魅力を最大限に引き出し融合させる事で、今までにない期待値を超える物を作り上げる事にも注力し、その場所の歴史や特性を活かした店舗作りを行っていきます。
製品やサービス内容について他社と差別化できている点はどんなところですか。
サロン、オフィス、飲食など、それぞれに特化した店舗デザインではなく、繁盛する店舗デザインを提案する上で下記の内容を軸に展開していきます。
➀ 不動産・リノベーション事業のNextcolors inc.を母体とする事で、店舗開業前の物件探しから提案します。物件価格、融資の審査、各エリアの特性、思い通りのリノベーションが可能かを事前に見極めます。
② メインの設計デザインをグラフィック・HP・パッケージ・写真、動画撮影と連動しブランディングすると共に、コンセプトに基づくディレクションを行い、人気のある空間や人との連携により話題作りをする事、開店後の広告PRや集客、イベントの企画までをトータルでサポートしていきます。
③ 無美家具製作所との提携により、オリジナル家具の制作が可能です。各顧客様のニーズに合わせたサイズ、要素、使い方、素材感を提案しリノベーション空間にマッチした家具を配置します。
④ 実際に店頭に立つスタッフのファッションコーディネート、観葉植物の配置、空間を彩るコンセプトにマッチした雑貨、空間とリンクした提案を前職の経験と人脈で行います。
事業を始めようと思ったきっかけは?
キャンプなどのアウトドア人気からも見て取れるように人は日常から少しだけ離れ、いつもと違う非日常を感じる事に豊かさを求めているように感じます。その事から考察すると、外食産業やショップなどの店舗は今後も増え続け、求められ続けるものだと確信しています。
住宅を作る上で店舗のようなスタイルを望む方も増えており、何かのお手本にしたり、その場に行って体感し、誰かと共有するという事をいつの時代も牽引しているのは店舗です。
SNS社会となった今では顕著にその傾向が現れ、”おしゃれ”というキーワードで一気に拡散し流行となる時代となりました。私たちが作りたい物はその場かぎりの流行を追いかけたデザインではなく、本当に求められているものは何かをしっかりと体現したお店作りをしたいと考えます。
その店独自の土地や顧客や商品の培ってきた歴史。守り紡いでいく事と私達だからできる新しい感性との融合で今までにない価値観を生み出すこと。かっこいいと言われる空間を作ることが目的ではなく、その先の付加価値をもって、そこに集まる人の心を少しでも豊かにするキッカケとなるお店作りをし、出会う場である場所を増やし、人と人を繋ぐことで心を動かすきっかけを増やすことで豊かな心を増やします。私たちのスタイルを確立し、認知を広め、どの土地(海外含む)に行っても求められる存在になること。そして賛同してもらえる仲間を増やし、全国的な市場の活性に 繋がることを目標とします。