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邪魔な壁の出っ張りを有効活用!梁や柱を使ったリノベーション術とは?
毎日生活をする家の中の環境は、やはり住心地のよい空間に仕上げたいですよね。とはいうものの、ときには壁の出っ張りが邪魔になり、思うようにインテリアを配置できないことも。
そんなときはその状況を逆手に取って、梁や柱も含めたリノベーションをしてみてはいかがですか?上手に活用することで、ワンランク上の空間を作ることもできるんです!
今回は、梁や柱を活用したリノベーション方法を解説していきます。賃貸住まいの方にもできるDIY術はもちろん、プロの手を借りる大がかりな技までご紹介していきます。
壁の出っ張り活用方法
完全に真四角の部屋に住んでいるという方はきっと少ないことでしょう。住宅の設計上、梁や柱は除去できないもの。とはいえ、それが生活空間にはみ出していることで、住みやすさに影響があるのも事実です。
それではまず、大きな作業や細工なく簡単にできるプチリノベーション術をご紹介します!賃貸住宅でも実践できることばかりですよ。
■梁を活用するには?
梁の位置の関係上、天井付近がボコッと出っ張ってしまって圧迫感がある場合は、その出っ張りに合わせた奥行きのある収納棚を設置してみましょう。すると梁から床までのラインがまっすぐになるため、見た目にも美しく、かつ圧迫感も軽減します。
また、猫を飼っているご家庭なら、梁を活用してキャットウォークを取り付けるのもおすすめ。釘やネジを埋めるのは難しいかもしれませんが、ツーバイフォー材を使うなど工夫をすれば、猫が自由に行き来できるキャットウォークを設置できるでしょう。
ディアウォールを使うのも一つの手です。
梁の上に可愛い小物を並べるだけでも充分おしゃれになります。なにもない殺風景な梁が、インテリア上級者の部屋の梁に大変身するかもしれませんね。
■柱を活用するには?
梁と同様にやっかいなのが、柱です。まずもっとも簡単な活用方法として、ウォールステッカーを貼ることで、柱から壁にかけて大きな壁画に見えるようにしてみるのはいかがでしょうか?ただの柱が、いつもよりオシャレに見えることでしょう。
そのほか、梁の活用方法としても紹介したものと同様に、同じ奥行きの収納家具を柱に沿わせて設置してみることで、出っ張りを目立たなくすることも可能です。
簡単にできるDIY術として、柱自体に小物入れをつけ、収納場所として使うのもおすすめ。近頃は針穴が目立たない画鋲や、ホッチキス針で固定できる収納棚も多く販売されていますので、有効に活用してみてはいかがでしょうか。
壁の出っ張りはこんなにも化ける!
続いては、もっと大幅にリノベーションしたい!という方向けの梁と柱の活用術をご紹介します。近頃は大がかりなDIYによって、家の雰囲気をガラッと変える方も多いですよね。除去することのできない梁と柱だからこそ、ありのままを受け入れ、逆にアクセントにするような空間を作っていきましょう。
■梁を大きく活用
梁といえば、壁と天井の間に存在し、出っ張って見えるように配置されています。なぜ出っ張って見えるかといえば、そこに壁や天井があるから。反対に考えれば、壁をなくし、天井をなくし、梁だけをむき出しにしてしまえばそれは出っ張りではなくなるというわけです。
たとえば隣の部屋との壁をなくす、天井を吹き抜けにするなどのリノベーションで、室内は開放感にあふれます。室内も明るくなり、生活空間の雰囲気がガラッと変わることでしょう。
目立つ梁がある、住空間が細かく区分けされていて圧迫感があるという場合は、いっそのこと壁や天井を抜いてみることも検討してみてはいかがでしょうか。
■柱を大きく活用
住空間の真ん中に邪魔な柱があって困っているという場合には、梁の場合とは反対に、そこを起点として壁を作ってみるのも柱の活用方法の1つです。たとえば、その家に住み始めた頃より家族が増え、部屋が足らなくなったという状況であれば、新しい壁を追加することで部屋数を増やすことができます。
ボードの壁を作らなくても、柱の位置に合わせてカーテンレールを配置すれば、間仕切りカーテンを引くことも。簡易な壁となるので圧迫感は感じられないでしょう。増やした部屋をどのように活用するのかを考え、それに応じた間仕切りを追加することもおすすめします。
なお、壁や天井をなくすのも、新たに壁を作ることも、大がかりなリノベーションです。個人的に施すことは難しいことでしょう。そんなときにはプロの手を借りるのがおすすめ!名古屋にあるリノベーション会社ネクストカラーズなら、お客さまの要望に沿った理想の住まいづくりを全力でお手伝いします。
まとめ
毎日生活する場所だからこそ、素敵な環境にしたいですよね。住み慣れた我が家は使い勝手はいいですが、新鮮さはあまりないかもしれません。見慣れた風景をガラッと変えると、気分も一新することができますよ。
賃貸住宅に住んでいる場合にも、いまは便利なDIYグッズがたくさん売られています。購入したマイホームであれば、リノベーションの方法は無限大とはいえ、あまりにも高度な改装は個人の手ではなかなか難しいですよね。できることは自分でやり、ときにはプロの手を借りながら、理想の住まいを手に入れてみてくださいね。