耐熱に強い家にしたい、といろいろ調べていると「樹脂サッシ」という名前を目にします。日本で樹脂サッシの普及率は7%と、他国と比べると少ないです。樹脂サッシは耐熱性に優れていますが、デメリットもあります。

この記事では樹脂サッシがどのようなものなのか、またメリットやデメリットを解説します。

樹脂サッシとアルミサッシの違い

樹脂サッシってなに?メリット・デメリット

樹脂サッシのメリットとデメリットにはどのようなことがあるのでしょうか。詳しく説明します。

■樹脂サッシとは

樹脂サッシは、気温が低い環境に置かれていても、省エネかつ過ごしやすい環境を目指してつくられたものです。樹脂サッシは“塩化ビニール樹脂”とも呼ばれており、わたしたちの身近なものにも多く使用されています。例えば、フライパンの取手部分に使用されています。

樹脂サッシはサッシの部分が樹脂でつくられているため、断熱や気密性に優れている特徴があります。

 

樹脂サッシはドイツで開発されたもので、北米・北欧などの厳しい寒さの地域で普及しています。日本では、アルミサッシが主流で、樹脂サッシは北海道や北東などの寒冷地以外ではあまり普及していません。日本全体の樹脂サッシの普及率は7%程と言われており、韓国80%、フランス69%、イギリス66%、アメリカ67%で世界的には樹脂サッシが主流です。日本は他国に比べると導入が遅れていることが伺えます。

 

参考元:有限会社ヨシダクラフト一級建築士事務所

 

樹脂サッシのデメリット

省エネで耐熱に優れている樹脂サッシですが、どのようなデメリットがあるのでしょうか。樹脂サッシのデメリットを以下にまとめました。

 

・強度が弱い

樹脂サッシはアルミサッシよりも強度が低く、厚さを出すことによって強度を上げている側面があります。したがって重量もあり、窓の開閉がしにくくなってしまいます。

 

・劣化が早い

見た目やデザイン性が良い樹脂サッシですが、アルミサッシと比較すると劣化が早いと言われています。色が退色したり、割れたりするなどの劣化によるダメージが早い可能性があります。

 

・紫外線に弱い

アルミサッシは紫外線に強いです。樹脂サッシはアルミサッシと比べると、紫外線のダメージを受けやすくなるデメリットがあります。そもそもドイツなどの気温が低い地域で使われているものなので、紫外線に対策しているサッシではないといえるでしょう。

 

樹脂サッシのメリット

樹脂サッシの最大のメリットは「断熱性」です。実験では、樹脂サッシを使用している家は、アルミサッシの家よりも室内の温度が夏は2度低く、冬は4度高いという結果が分かっています。

簡単に説明すると樹脂サッシは、“夏は涼しく冬は暖かい”ということですね。

 

また樹脂サッシは断熱性が高く、冷気が伝わりにくいため、結露もできにくいというメリットもあります。

アルミサッシ・複合サッシと比較

アルミサッシ

アルミサッシや複合サッシと比べると樹脂サッシの性能や使いやすさはどう違うのでしょうか?ここではアルミサッシや複合サッシと比較してみます。

アルミサッシと樹脂サッシ

アルミサッシは軽いので、樹脂サッシよりも開閉がしやすいです。窓は換気などで開ける機会が以外と多いため“開閉のしやすさ=軽さ”も大切にしておきたいポイントです。またアルミサッシはさびにくく、耐久性も強いためメンテナンスがしやすいというメリットがあります。ただし、アルミという性質上、熱伝導率が高いため、断熱性はよくありません。

 

以上のことから耐熱性以外では、樹脂サッシよりアルミサッシのほうが良いといえるでしょう。

 

■複合サッシと樹脂サッシ

アルミサッシと樹脂サッシ、双方のメリットを取り入れた「複合サッシ」というものがあります。外側がアルミニウム、内側が樹脂でできており、耐熱性と断熱性、防音性を活かした複合サッシは最近の主流になりつつあります。

 

複合サッシの内側は樹脂なので断熱性はあるものの、外側は断熱性という点では純粋な樹脂サッシに軍配があがります。また外側はアルミなので耐久性がありますが、内側は樹脂なので経年劣化がしやすいです。つまりアルミサッシと樹脂サッシのデメリットも持ち合わせているのです。

 

総合的には、デザインや断熱とした機能を重視するのであれば、樹脂サッシがオススメできます。しかし、前述したように

・樹脂サッシは日本で普及していないこと

・劣化しやすい・強度が弱い・紫外線に弱いなどのデメリット

これらのことをふまえると、一般的な家庭には樹脂サッシは扱いにくく、デメリットのほうが強く感じるでしょう。

断熱にこだわるのなら他の方法も

サッシからの隙間風

ここまで記事を読んで、「樹脂サッシ以外に断熱を強化する方法はないの?」と思う人もいるのではないでしょうか。断熱やデザインを良くする方法は他にもあります。

 

断熱シートをつける

断熱シートを窓に貼ると、熱や冷気の侵入を防ぎ室内の温かさを保つ効果が期待できます。断熱シートはホームセンターや通販などで気軽に購入が可能です。

ただし、窓の種類によっては断熱シートを貼ってはいけなかったり、自分でシートを貼るのでデザインがいまいちだったり……というデメリットもあります。

 

 

一緒に読んでおきたい記事→隙間風 対策

 

二重窓を付ける

二重窓にすれば、断熱性や防音性が高くなり樹脂サッシにも最適です。窓は内側に取り付けるため費用も抑えることが可能です。

自分でDIYもできますが、材料や手間などの工数の負担は大きいです。二重窓のDIY方法はこちらで紹介しています。

 

一緒に読んでおきたい記事→二重窓 DIY

 

失敗したくない人や手間をかけられない人は、名古屋でリノベーションをしているネクストカラーズに相談してみてください。

まとめ

樹脂サッシのメリット

樹脂サッシは耐熱性に非常に優れていますが、日本ではあまり普及がすすんでおらず、重さや劣化の問題があります。耐熱・デザイン性を叶えたいのであれば、他の方法で耐熱や断熱をおこなってみるのはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人
速水 亮
速水 亮 マーケディレクター

常に大事にしていることはマニュアルではなく本質。 「仕事」においては責任感と誠実さ。 進化には常に別のマーケットがある。 汎用性の中にロマンはない。 子供が持つ無頓着さをそぎ落さないように。      

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