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RENOVATION
手軽に床のリノベーション!タイルカーペットの魅力とは?
床を簡単に貼りかえることができるアイテムとしてタイルカーペットというものがあります。タイルカーペットを使うとコストも抑えることができ部屋の雰囲気もガラッと変えることができます。
タイルカーペットで床をリノベーションするメリットやデメリットをみてみましょう。
タイルカーペットで床をリノベーションするメリット
タイルカーペットとは、40~50cm角の正方形のカーペットのことを言います。重さは50cm角サイズのタイルカーペットの場合、1枚約1~1.5kgの重さがあります。
作業としては一般的なタイルと同じような工法で、タイルを敷き詰めていき、接着剤で張って床を仕上げます。近年は室内のリフォームやアクセントとして使用する人も増えています。
タイルカーペットに使用されている素材によって、厚さに若干の違いはありますが、約1cm程度という厚さで一般のカーペットとさほど変わりません。
価格も使用されている素材やデザインによって異なりますが、1枚約200円~400円で購入することができるので低コストで施行することができる点もメリットでしょう。
またタイルカーペットは季節やインテリアに合わせて、他にはないオリジナルなデザインを楽しみながら、簡単にリフォームをすることができるため、大変人気の商品です。
この他にも廊下の滑り止めや防寒対策として冬の時期だけ使用したり、子供の成長に合わせて歩行場所の滑り止めとして使用したりする人もいます。
壁の薄い木造アパートなどでは、階下の人や周囲への防音のためにタイルカーペットを貼るなど、使う人の用途に応じて最適な環境づくりができます。
またアイデア次第で配色を変えて楽しむことができたり、汚れが付着した場合にも大きなラグなどと違いその部分だけを取り外し交換することができたりというメリットもあります。タイルカーペットは、大物のラグとは違い保管場所をとらないという点も嬉しいです。
タイルカーペットでリノベーションするときの「デメリット」とは
このようにメリットが多くあるタイルカーペットですが、やはりデメリットもあります。デメリットとしてタイルカーペット自体にあまりクッション性がないため、そのまま座ったり、寝転んだりしたときにそのままだとどうしても硬いと感じます。さらに同じ個所の歩行頻度が多い場合ずれてしまう、隙間が生じてしまう、などもデメリットのひとつでしょう。
タイルカーペット同士を接着剤で付けていても、施工方法によっては年月とともに隙間が発生したり、色あせが生じたりする場合もあります。さらに賃貸アパートでタイルカーペットを貼った場合、退去する時に原状復帰が難しくなる場合もあります。
例えば、接着剤で貼ったタイルカーペットが取れない、接着材の後処理が大変などというリスクが考えられます。
タイルカーペットを貼る手順
タイルカーペットは、自分で簡単に貼ることもできます。自身でDIYする場合の手順をみてみましょう。
以下にタイルカーペットを貼る手順を載せましたので参考にしてみてください。
準備する物
・はさみ
・タイルカーペット用ボンド
・スケール
・ペンまたはチョーク
・カッターまたはコーナーカッター
・ボンド用トレイ、ローラー
作業に入る前にほうきや掃除機で床に残ったほこりやゴミ、汚れを綺麗に取り除きます。
1、中心線を割り出す
タイルカーペットをキレイに貼っていく為の準備として基準となる線を決めます。特に貼りにくい隅や入り口付近のタイルカーペットが小さくならないよう全体的なバランスをみながら基準線を書きます。
まず部屋の縦横の長さを測ってその真ん中に印をつけ、その印を線で結び、中心線をだします。
チョークラインがあると、中心の基準線を簡単に引くことができるのでおすすめです。
2、ボンドを塗る
ボンドは大きめのトレイに入れてローラーで均一に伸ばしていきます。ボンドを塗る時は初めから部屋全体を一度に塗らずに、部屋を4分割して1ブロックずつ塗っていきましょう。
またタイルカーペット用のボンドは、一度に塗るのではなくできるだけ薄く塗ることが綺麗に貼っていくポイントです。
部屋の端ギリギリにはボンドを塗らずに少し隙間をあけておきましょう。ボンドが半透明になったらタイルカーペットを貼っていきます。
3、タイルカーペットを貼る
タイルカーペットは、市松貼りで貼っていくのが一般的な施工方法です。市松貼りで貼ることで目地が目立たなくなるというメリットがあります。隙間をあけずに、ぴったりと並べていき、壁際や扉側などの端の列は残しておきます。中心から同様の手順で4ブロック全てを貼ります。
4、端の処理
全てのタイルカーペットを貼り終えたら、最後に壁際、扉側のすき間をサイズに合わせて丁寧にカットしていきます。
コーナーカッターがある場合は、タイルカーペットを壁端の角まで押し付けて、スライドするだけでキレイにカットできるので便利です。
部屋の広さにもよりますが、ここまでの作業でおよそ1時間~1時間半で貼り終えることができるでしょう。
もしも、自分でDIYに自信がない方や、仕事や家事が忙しくてなかなか貼れないという人などはリノベーションのプロである「ネクストカラーズ」に一度相談してくださいね。
まとめ
タイルカーペットは比較的手軽に貼り替えすることができ、一部だけが汚れた場合にはその部分にヘラを差し込み貼りかえることができます。
それぞれのライフスタイル応じてどのようにも活用できるタイルカーペットは、まさに床のリノベーションには最適の商品と言えるでしょう。