なにか、物足りない内装にオリジナリティを取り入れたいと思ったら、壁をタイルにしてみてはいかがでしょうか。見た目がおしゃれになるだけではなく、実用的でもあります。

 

壁にタイルを貼るそのメリットを、魅力とともにご紹介します。手軽に室内の印象を変えたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。

壁をタイルにする魅力とメリット

キッチン収納白タイル

壁にタイルを貼ると、たとえば以下のようなメリットが得られます。

 

・デザイン性が高い

・色あせない

・傷がつきにくい

・掃除がしやすい

・湿気につよい

 

タイルの壁は、おしゃれな印象を与えます。1色タイプの他に優美なデザインやレトロな模様のタイルも数多く発売しており、デザインの豊富さも魅力です。

 

壁全体を同じ模様のタイルで彩るだけではなく、複数の色を組み合わせて華やかな印象にしたり、壁を区切るように2色のタイルを並べてみたり。使うタイルの色や模様と貼り付け方の組み合わせで、オリジナリティ溢れる壁が作れます。

 

タイルは壁紙などにくらべて、色あせにくい素材でできています。丈夫なので家具が多少当たったり、汚れを落とすために強く擦ったりしても、大きな損傷にはなりにくいメリットも高ポイントですよね。

 

油汚れが跳ねても染みこむことがないため、キッチンなど汚れやすい場所に使えば、掃除が一段と楽になるでしょう。内装のアクセントにもなり、選ぶタイル次第で海外風のおしゃれなキッチンのようなデザインに変えることも難しくありません。

 

タイルなので湿気にも強いのですが、近年では湿度を調節してくれる除湿機能や消臭効果を持つタイルも発売しており、さらに利便性が高くなりました。

 

その中でもリクシルのエコカラットは、湿度の調整や脱臭にとどまらず、有害物質の吸着までしてくれます。

 

玄関などに採用すれば、靴の臭いの脱臭に一役買ってくれるなど、頼もしい存在になること間違いありません。

場所別!おすすめの壁タイルコーディネート

タイルを取り入れるなら、まずは用途に合わせて使うタイルを選びましょう。陶器質、せっ器質、磁器質、とタイルの材質で分けられますが、それぞれ特徴が異なります。

 

・陶器質・・・寸法精度が良い。吸水性が多少あり、デザインが豊富。

・せっ器質・・・磁器質よりは吸水性があり、外壁に使われる土やレンガっぽいデザインが可能。

・磁器質・・・吸水性が低く、水廻りに最適。耐熱性や耐火性にも優れている。

 

取り入れたいデザインでどれを使うか決めるのも良いですが、基本的に多用されることの多いものを選べば、後々トラブルが生まれる心配がありません。タイルだから大丈夫だろう、と不適切な場所に不適切な素材のタイルを使えば、建物の劣化を招いてしまいます。

 

また、タイルの表面に釉薬(うわぐすり)が塗られているものと、塗られていない素材そのままの状態のタイルも販売されています。表面がツルツルしたなめらかなタイルを使いたいときは、釉薬の塗られている「施釉(せゆう)タイル」を選びましょう。

 

これらの基本を踏まえて、場所別でご紹介するおすすめのタイルコーディネートを参考にぜひ挑戦してみてください。

 

キッチンをカフェ風に

 

カウンターのある対面式キッチンなら、カウンターはアクセントを加える最適なポイントです。カウンター下全体をタイルで彩るのもよし、タイルでラインや模様を描いてカフェ風にアレンジするのもよし。

 

木目が見えるナチュラル系のカウンターなら、白を合わせると清潔感が出ます。あえて色を入れて、個性を演出するのも素敵です。

 

■無機質なバスルームを華やかに

 

床のタイルと傾向や色を統一すると、浴室内に圧迫感を抱きにくくなります。シャワーヘッドが掛かっている壁だけ色やデザインを変えるのも良いでしょう。

 

シャワーブースがあるような広めの浴室なら、浴槽やシャワーブースのみ別のタイルを使い、空間を区切る演出もおすすめです。リラックスできる浴室になるよう、使う色は2色程度におさえるのがポイント。

 

無地に柄モノを合わせるか、無地同士で色や質感を変えるか、正方形ではないタイルを使うか。かなりのセンスを求められますが、カントリー系にもモノトーン系にも変えられるタイルならではの楽しみがあります。

 

■ありきたりな洗面台を自分好みに

 

水が飛び跳ねやすい洗面台などには、除湿タイルがおすすめです。余分な湿度やにおいは吸収するのに、水分はシャットアウトしてくれるタイプの除湿タイルもあるため、水廻りのこもりやすい嫌なにおい対策も同時にできます。

 

基本は洗面台の台座(壁面)部分にタイルを貼ることになりますが、洗面ボウルをタイルで縁取ってみるなども良いでしょう。照明の光を味方につけるような色やデザインのタイルを選ぶのがポイントです。デザインしやすいよう、小さめのタイルがおすすめ。

 

大振りの模様が入ったタイルやビビッドなデザインのタイルを使うと、パリやNYのおしゃれな洗面台に大変身します。

 

■リビングや寝室に意外性をプラス

 

レンガ、ガラス、セメント系など他の内装とは異なる材質のタイルを、リビングや寝室に加えるのはいかがでしょうか。

 

部屋の全ての壁に施すのではなく、一面のみにタイルを貼るとリビングの開放感を邪魔しません。レンガ素材かつ凹凸のあるタイルでリビングに高級感を出したり、セメント系のタイルでラインを引いて、スタイリッシュな寝室に仕上げたり、タイルを使った部屋の魅せ方は様々です。

 

内装やインテリアを重厚な印象に統一しているのなら、その雰囲気を壊さないような暗めの色を取り入れるのも良いでしょう。明るめのタイルを複数種類合わせて暗さを中和すれば、高級感を演出しつつ重過ぎない落ち着いた室内になります。

 

たとえばレンガ風のタイルでも、各商品で色味が異なるものです。違うサイズや質感、色味が意外な効果を発揮することもあります。

まとめ

美しい模様や可愛らしい模様など、単色商品だけではないタイルは、組み合わせ次第でリノベーションのアクセントとなるアイテムです。

リノベーションはまずはプロに相談するのが一番です。是非一度弊社ネクストカラーズまでご相談くださいませ。

 

近年は耐熱性や耐火性にとくに優れているものや、除湿タイプ、においを軽減するタイプなど、日常生活での不便さを軽減してくれるタイルも多く販売されています。

 

デザイン面も機能面も魅力的なタイルを、ぜひ内装に取り入れてみてください。

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WRITER
安井 俊満
マーケティング

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