キッチンは使い勝手で明暗がわかれる場所です。もし、今のキッチンに不満があるなら、独立型のキッチンはいかがでしょうか?

独立型キッチンのおすすめデザインや、リノベーションの方法をご紹介していきます。

独立型キッチンのメリット・デメリットとは?

「独立型キッチン」とは、ダイニングやリビングなどから壁やドアで切り離され、独立した間取りのキッチンのこと。

「クローズドキッチン」と呼ばれることもあります。

 

従来の日本の家屋では、キッチンは「お台所」として、独立しているのが当たり前でした。

その後、洋風建築が普及するにつれて、キッチンとリビングなどが一体化した、「オープンキッチン」を選ぶ人が増えました。

オープンキッチンのほうが開放的で、家族との一体感が高いからなどの理由が挙げられます。

 

ですが最近、新築でもあえて独立型キッチンを選ぶ方や、オープンキッチンの中古住宅を独立型にリノベーションする人が増えています。

自分にとって暮らしやすいお住まいを作るために、独立型キッチンのメリット・デメリットをしっかり理解しておきましょう。

 

【メリット】

 

・調理の煙や嫌な臭いが生活スペースに広がらない

・スペースが区切られるぶん、換気効率が良い

・壁面が多く、たっぷり収納スペースを作ることができる

・人目を気にせずに、調理や家事に集中できる

・雑然としたキッチンの内部を、来客や家族の目から隠すことができる

・幼児の出入りを制限することで、怪我や事故を予防できる

・視線を気にしなくても良い分、キッチンレイアウトの自由度が広い

・広めの間取りなら、調理以外の趣味のスペースも設けられる

 

【デメリット】

 

・スペースが狭く、開放感に乏しい

・壁に囲まれることで、圧迫感がある

・調理の煙や臭いがキッチン内にこもってしまう

・調理の熱がこもって暑い

・調理中に家族とコミュニケーションをとりにくい

・子どもの様子を家事の合間に確認できない

・ワンオペの孤独を感じやすい

独立型キッチンへのリノベーションポイント

独立型キッチンへのリノベーションを成功させるポイントは、デメリットを緩和する対策をあらかじめ講じておくことです。

先程デメリットの部分であげた問題点を、次のようなデザインで使いやすくしていきましょう。

 

■ドアを取り付けるor取り付けない

 

調理中の臭いが気になる場合はドアを取り付ければ良いのですが、開放感を重視したいなら、なくても構いません。

リビングから直接見えない方向に出入口を設ければ、ある程度臭いや音漏れを軽減できます。

ドアを作らずにキッチンと洗濯場を動線で結ぶ間取りにしておけば、家事の効率も良くなるでしょう。

 

■壁全体に収納できるようにする

 

独立型キッチンの最大の利点は、収納スペースが作りやすいという点にあります。

収納を後から増やすのは大変ですので、最初から壁全体が収納になる作りにしてしまうと無駄がありません。

収納が多ければ不意にお客さんがキッチンに入ってきても、見苦しい物をスッキリと隠せて便利です。

 

・照明もキッチン専用

 

オープンキッチンの場合は人目を気にしておしゃれなデザインを意識しがちですが、独立型キッチンでは実利優先です。

おしゃれな照明ではなく、キッチン専門のクリアで照度の高い照明を選びましょう。

食材が良く見えて調理や盛り付けがしやすいですし、暗さや圧迫感のデメリットも克服できます。

 

・換気にも気をつける

 

煙や臭いがキッチン内にこもりやすい点を克服するためには、換気効率の高い換気扇を選ぶことも大事です。

コンロ近くに窓を作れば換気しやすくなるだけでなく、狭いキッチンを明るく開放的に演出できるでしょう。

独立型キッチンの動きやすいレイアウト

キッチン

独立型キッチンは料理好きな人におすすめのデザインですが、キッチンに立つ人数やスペースの大きさで、最適なレイアウトは変わってきます。

次のようなレイアウトから、自分が一番使いやすいデザインを選びましょう。

 

I

 

シンクとコンロ、冷蔵庫などの主要設備を直線状に並べたもの。

1人向けキッチンで、間取りが小さくても効率よく使えます。

 

■Ⅱ型

 

Ⅰ型キッチンの背面に、収納やカウンターを配置したもの。

作業スペースが広いため2人以上でも使えますが、間に1mほどのスペースを確保しないと作業がしにくくなります。

 

L

 

L字状の作業スペースを挟んで、シンクとコンロを直角に配置したもの。

動線が短いため作業効率が良く、2人以上でも使えますが、冷蔵庫のサイズや設置場所によっては狭くなりがちです。

 

U

 

シンクや作業スペース、コンロをU字型に配置したもの。

動き回らずに加熱・洗う・切るといった3つの作業にスムーズに移行でき、非常に作業効率が良いのですが、複数人で使うのには向いていません。

まとめ

キッチン

子どもが小さい頃はオープンキッチンが気に入っていたけれど、実は趣味の料理に没頭したい、調理中の臭いを部屋に漂わせたくないと感じている、など家やキッチンに関する悩みは人それぞれです。リノベーションで解決出来る悩みであれば、検討してみてもよいのではないでしょうか。

そんな時はリノベーションのプロであるネクストカラーズにご相談ください。一緒に、理想の独立型キッチンを手に入れましょう。

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WRITER
安井 俊満
マーケティング

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